クローズアップ現代 家が高すぎて買えない バブル超え“住まい高騰”の舞台裏
都内で手頃な価格の住宅を提供し急成長をしてきたデベロッパー。都心まで30分の大宮駅周辺は開発に力を入れている地域。担当者は毎日、地元の不動産会社を訪ねているが、郊外でも都心へのアクセスがよい場所は土地の価格が高騰している。この日、やっと土地の情報を得ることができたのは16件目の営業先だった。情報をすぐに設計部門と共有し、他社と競合すると価格が上昇してしまうためいち早く契約に向けて動き出す。情報を入手してからわずか1時半で価格が決まった。東京の外なら手頃な価格で家を提供できるという前提が変わりつつある。