“全中”の規模縮小 育成 強化をどうする

2025年1月31日放送 7:40 - 7:44 NHK総合
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全国中学校体育大会“全中”では20競技が実施されていたが、2年後の令和9年度から規模を縮小して9競技を実施しないことが決まった。パリ五輪・体操男子個人総合で金メダルを獲得した岡慎之助もかつて全中で優勝した。日本中学校体育連盟は決断の理由として、少子化による生徒数の減少、教員の負担などを挙げている。中学3年生・藤原瑛人は「“中学”という大会がなくなるのであったほうがいい」、大阪体育大学浪商中・高橋将和監督は「成長過程の段階の世代。現場からすると非常に残念」、早稲田大学・中澤篤史教授は「歴史的な転換点だと思う。全中は中学生の運動部活動にとていちばん大きなイベント。競技により普及や強化で影響が出てくる」、ハンドボールクラブに所属する小学6年・高橋凰心は「全中が中学3年でなくなると聞き悲しくなった」と話す。埼玉県のハンドボール協会は選手たちの育成の場を確保するため、県内の小中学生チームに呼びかけてリーグ戦を行っている。埼玉県中体連ハンドボール専門部委員長・星野真也は「試合経験を多くしようという趣旨がリーグ戦には込められている」と話す。


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