FNN Live News イット! 楽しくアクション!SDGs
フジテレビでは現在、持続可能な社会のために何ができるか考える「楽しくアクション!SDGsキャンペーン」を行っている。きょうは近年の記録的な暑さなどの影響で変形し、廃棄していた農作物を人気商品へアップサイクルした農家の取り組みに注目した。サツマイモの名産地として知られる千葉・香取市。今、サツマイモの収穫が本格化している。ここ数年の暑さの影響で、きれいな形のサツマイモを作ることが難しくなってきているという。こちらの農園では年々、規格外のものが増え、今では約8割に。変形していても味には変わりがないため、これまでは主に焼き芋にしていた。一方、全てを焼き芋にすることもできず、安く売った場合赤字になってしまうため捨てられることも少なくなかったという。そうした中、2024年の3月から始めた新たな取り組みが人気となっている。規格外のサツマイモがこのカフェでパフェやプリンなどに生まれ変わっている。こうして全体の廃棄量を大きく減らすことに成功。最終的に廃棄を出さないゼロウェイストを目指している。捨てられていたものに付加価値をつけ、魅力ある商品に変える試み。農家として生産から提供までのこだわりが人気を集めている。ISHIDA NOUEN・石田湧大取締役副社長のコメント。