NHKニュース おはよう日本 くらしり
柄本明さん率いる「劇団東京乾電池」による朗読劇を紹介。舞台初日は埼玉県川越市にあるスカラ座。機材は全て持ち込みで、控室もない。タイトルは「今は昔、栄養映画館」。映画の完成試写会を控えた映画の監督役と助監督約のドタバタ劇を描く。老朽化などで閉鎖が相次ぎ、スカラ座でも資金集めが難航しているという。自らも時間を見つけてはミニシアターに足を運ぶという柄本さん。演劇を通して独特の魅力を伝えたいと考えたという。ミニシアターの規模や設備はそれぞれ違う。毎日異なる条件で演じるのは簡単ではないという。劇の終わり、柄本さんは「これからも映画をよろしくお願いします」と締めくくった。朗読劇はこのあと広島や関西などを回って、27日からは長野と新潟でも行われる。