“消防の限界” 経験を原点にいま

2025年1月14日放送 13:27 - 13:36 NHK総合
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17日で発生から30年となる阪神淡路大震災。神戸市の元消防隊員・鍵本敦さん。能登半島地震が起きた去年1月、神戸市は震災経験の元職員を被災地に派遣した。鍵本さんが向かったのは石川・輪島市。朝市通りで起きた大規模な火災は30年前の神戸の景色と重なり初期消火の難しさを改めて浮き彫りにした。阪神淡路大震災では地震によって水道管が壊れるなどの被害が相次いだ。朝市通りの現場で見えてきたのは地震が引き起こした断水と建物倒壊に加え大津波警報も重なったことで十分な初期消火が出来なかった実態。災害は時に想定を超えるということを思い知らされた30年。神戸市は消火栓に繋がる主要な水道管の耐震化を進めるなど災害に強いまちづくりを展開してきた。鍵本さんが経験を通じて感じたのは「消防の限界」。地域の防災力強化も重要だと訴える。


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