“空白の4世紀”解明へ?富雄丸山古墳から出土品

2024年3月14日放送 10:25 - 10:28 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブル (ニュース)

全長2m37cmの蛇行剣など国宝級の発見が相次いでいる奈良県の富雄丸山古墳からおととい新たに直径20cmほどの銅鏡3枚が見つかった。うち1枚は卑弥呼が中国から授かった説がある三角縁神獣鏡の可能性があるといい竪櫛とよばれる儀礼に使用する髪がざりも発見された。これらは木製の棺の中から発見、粘土層に覆われていたため1600年以上良好な状態で残っていたとみられている。富雄丸山古墳では発掘結果次第で教科書が書き換えられる可能性もあるとされている。中国の歴史書には3・5世紀の日本の記述はあるが4世紀の記述はなく空白の4世紀と呼ばれ富雄丸山古墳は4世紀にできたとみられている。奈良大学の豊島教授は「大きな墓を作る王とサポートする立場の人が他の古墳でみつかっていないようなアイテムを持っていてそういう体制が4世紀頃に日本の中でできあがりつつあったということを示している。似たような発掘されていない古墳があるので今後空白が埋められていくと思う」などと話した。


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