ニュースウオッチ9 (ニュース)
トランプ大統領は防衛システム・パトリオットを含めた兵器をNATOを通じてウクライナに兵器供与すると表明した。2期目政権が発足して以来ウクライナへの新たな武器供与承認は初。費用はNATO加盟国が負担するとのこと。これに加えてトランプ大統領が打ち出したのが「2次関税」の関税措置。2次関税とはロシアから製品を購入した国に対しアメリカが関税を課すというもの。欧米の制裁を受けるロシアは原油や天然ガスの輸出が主な収入源となっているため制裁的意味合いがあるとみられる。就任当初はロシアのプーチン大統領と良好な関係を築いていたトランプ大統領だったが、停戦を進めたいトランプ大統領に反しロシアによるウクライナへの攻撃は激化。14日、トランプ大統領は「プーチン大統領には失望している」と話した。NATO・ルッテ事務総長はアメリカによるロシアへの関税措置を評価。さらい中国・インドなどが停戦に向けロシアへ働きかけることに期待を示した。トランプ大統領の発言についてロシア大統領府のペスコフ報道官は「極めて重大で分析する時間が必要だ」と述べている。