NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
13日に閣議決定した「防災白書」。南海トラフ巨大地震など、各地で想定される大規模地震相次ぐ気象災害に備えるため、必要な対応をまとめた。初めて記載されたのが「地域の災害リスクを的確に認識し、危険な場所に住まない」ことの重要性。災害リスクのある場所での開発を抑制したり、より安全な地域へ住まいを誘導したりする取り組みを進める必要がある。坂井防災担当大臣は「避難生活の環境改善、事前防災の取り組みなど、防災庁の設置も見据えた防災力強化の取り組みを急ピッチで進めている。いま一度、ご家庭、職場、学校、地域など、それぞれの場所で災害への備えを再点検していただきたい」と話す。