”トランプ政権” ”ミャンマー”で議論

2025年1月20日放送 10:44 - 10:49 NHK総合
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ASEAN(東南アジア諸国連合)は昨日までの2日間、マレーシアで非公式の外相会議を開いた。マレーシア・モハマド外相は米国のトランプ次期大統領らを念頭にASEANの経済や地理的な重要性を認識し関係を築くよう求めた。ASEAN諸国は2期目のトランプ政権の不確実性と、地域への影響を懸念している。現在、マレーシア、タイ、ベトナム、カンボジアは米国に対しかなりの貿易黒字を記録している。地理的な重要性と高い成長の可能性があるASEAN全体のGDPは3兆8000億ドルを超える。若い世代が多いこともこの市場の魅力。外相たちは域内の貿易投資を推進する一方、他の地域経済圏との協力を拡大することで合意した。ASEANとGCC(湾岸協力会議)の初めてのサミットが年内に開かれる。ASEANは持続可能で包括的な道を歩むべく今後20年間のビジョンを採択する予定。地域の安全と安定を確保するためASEANはミャンマーに5項目の合意の履行を要求した。外相たちはマレーシアの元外務省高官であるオスマン・ハシム氏をASEANのミャンマー特使に任命することに同意した。ASEANはまた南シナ海における行動規範を早急にまとめるという約束を再確認しテクニカルチームが、中国と交渉を続けているとしている。


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