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米国のトランプ大統領は23日、世界の政財界のトップが集まるダボス会議に参加した。その後ホワイトハウスで記者団に対して「公約に掲げてきたエネルギー価格の引き下げを実現すれば、結果として金利も引き下げられる」という見方を示した。トランプ大統領はこの件について「FRB・パウエル議長と適切なタイミングで話をする」と述べた。金融政策を決めるFRBは独立性が重んじられる組織で、政治介入と受け取られる発言に波紋が広がりそう。
また、トランプ大統領は1963年に当時のケネディ大統領が暗殺された事件などに関して政府が機密指定している文書の全面公開を求める大統領令に署名した。大統領令では15日以内に国家情報長官や司法長官などが事件に関連する文書の全面公開に向けた計画を示すよう指示していて、新事実が明らかになるのか注目が集まりそう。