報道ステーション (ニュース)
投開票まで1週間を切った東京都知事選挙。大田区で小池百合子候補が告知なしのゲリラ街宣を行った。街頭演説も本格化したが、選挙妨害事件の影響もあり現場は厳戒態勢となっている。応援でマイクを握る鈴木晶雅区長も候補者のもとになかなか近づけない。雨のなか2期8年の実績をアピールした。ものづくりのまち大田区を意識した追加公約も用意している。手応えは感じているという。蓮舫候補の街頭演説は、立憲民主党を象徴するメンバーが勢揃い。聴衆と触れ合うスタイルをとっている。「#蓮舫流行ってる」で演説の様子は拡散され、街や駅などでの一人街宣と呼ばれる支援活動も広がっている。レインボーカラーを意識した服で参加したのはLGBTQと若者の市民団体による集会で、強く訴えたのは無党派層を意識した政策。石丸伸二候補は銀座のど真ん中にいた。街頭演説に集まった人たちの中には紫色の服やスマートフォンのカメラを向ける人たちもいた。ラストサンデーに石丸候補が回った演説場所は18か所で、ほかの候補を大きく上回る。このまま回数を重ねるという。保守の立場から出馬を決めた田母神俊雄候補のこの日の街頭演説は4回。1時間以上かけてじっくり訴えかける戦略をとっている。親しみやすさを全面に打ち出した選挙選を展開している。今月7日投開票の東京都知事選には、52人が立候補を表明している。