グッド!モーニング NEWS その後 どうなった
「グッド!モーニング」の取材に自身の成果を強調したのは、名古屋の河村たかし前市長。河村氏は、先の衆議院選への出馬により市長を自動失職。それに伴う名古屋市長選の投開票が先月24日に行われ、後継者の広沢一郎氏(日本保守党と地域政党「減税日本」が推薦)が初当選した。4期15年続いた河村市政で最大の実績として挙げるのが、河村氏が市長就任当初から力を入れてきた市民税の減税。昨年度の市民税減税額はおよそ96億円だった。年間100億円近い減税に取り組みながら、「ワンコインがん検診」、全市立中学に常勤スクールカウンセラー、18歳までの「通院・入院費」無料、東山動植物園にコモドオオトカゲなど様々な政策を進めてきた。財源を確保するため予算を削減する行政改革を行った他、自身の身も削ってきた。臨時国会で大きなテーマになっているのが「103万円の壁」の見直し。番組が、各県への取材や知事らの発言をまとめたところ少なくとも、35の道府県が財源を課題としている。こうした地方の懸念については「(政治家は)もっと市民並みの給料にすればいい」などと述べた。