Nスタ 地球を笑顔にするWEEK
廃棄されるはずだったレモンを熱を加えながら圧縮していくと、凝固剤を加えなくても頑丈となる。ほのかにレモンの香りも漂うものの頑丈だといい、熱をかけながら圧縮することで、糖分が繊維の隙間を埋めて接着剤になる原理があるという。代表の町田紘太さんはコンクリートが環境負荷が高い素材なので、代替の素材を考えてきたと話している。これまでにグリンピースやバナナなど100種類の食材をコンクリートの代わりになるか研究してきた。この試みはカカオ豆の皮・カカオハスクの活用にもつながっているといい、明治もこの取り組みに賛同してカカオ製家具を展示するなどしている。食材によって強度は異なるのだといい、白菜を使ったものはコンクリートの4倍もの強度に上ることが分かっているという。