THE TIME, THE TIME,マーケティング部
コンビニのおでんは、レジ横のほか、カップタイプや袋タイプも増え、味も多様化している。先月登場したのは、ご当地おでんが楽しめる三ツ星カップ食堂シリーズ。長期保存もでき、ストックしておくと便利。ローソン100の100円おでんシリーズは、去年150万食以上を販売した。おでん種を1種類ずつ買えるのが人気で、ことしは14種類を販売する。ことしは、おでんの食べ放題ブームが加速しているという。「炉端とおでん呼炉凪来」では、10種類のおでん種を屋台スタイルで提供。おでん食べ放題は、500円。お通しのおでんを食べ放題にしている。マイナスイメージのあるお通しをプラスイメージに変え、集客の目玉にもなっている。「ときわ亭」でもことし3月から、おでん500円食べ放題を始めた。おでんは、高度な調理技術を必要とせず、だしのおいしさで上質感を出せるほか、大量調理にも向いているから、生産性が高い。韓国おでんは、日本より薄味だが、味は似ていて、昆布や魚介のだしで煮た串のおでん。韓国では、屋台料理で食べられているという。先月、日本の練り物メーカーも家庭用韓国おでんを発売した。「ちょいおでん」にあるコロッケのおでんは、つゆかけスタイル。だしは、醤油を使わず、魚醤で味付けしたハモだしを使っている。だいこんにブルーチーズをちょい足ししたイタリアンおでんなどもある。