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来年4月からは自転車の運転に対し、16歳以上を対象に青切符の取り締まりが導入される予定。警察庁は違反ごとの反則金の金額設定を固めた。青切符の対象となるのは113の違反行為。2台以上の横並び走行は3000円、傘差し運転・イヤホン・一時不停止は5000円、信号無視・逆走は6000円、ながらスマホは1万2000円。放置駐車違反で反則金は9000円。去年の自転車関連の事故は約6万7531件。反則金の導入には自転車の交通違反が重大な事故に繋がるケースが相次いでいることが背景にある。警察庁によるとながらスマホによる死亡・重傷事故は増加傾向にある。去年は28件と過去10年で最多となっている。ながらスマホの危険性を検証する実験。スマホを持たない運転のときは歩行者に目線が動き、広い範囲に視線を向けている一方、ながらスマホの場合にはスマホの画面に目線がとどまっている。専門家は歩行者の目視事件の合計を通常運転は12.8~14.8秒、ながらスマホは3.5~6.4秒だったとし、ながら運転をすると通常の半分から4分の1くらいだったとしている。警察庁は反則金の額についてあすから意見募集を行い、正式に決定するとしている。