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現在運用中のひまわり9号が2029年度に設計上の寿命を迎えるため、気象庁は後継機となるひまわり10号の製作を進めている。ひまわり10号は2028年度に打ち上げを行い、翌年度に運用開始予定だったが、製作の遅れなどを理由に計画を後ろ倒しにし、打ち上げ・運用開始ともに2030年度とする方針を固めた。気象庁幹部はJNNの取材に「ひまわり9号は設計上の寿命を超えても2034年度まで使用できる」と話し、予報などには影響がないとしている。ひまわり10号の運用で線状降水帯の予測精度が大幅に向上することなどが期待されている。