「シベリアの力2」協議に注目

2026年5月20日放送 10:12 - 10:16 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュース (ニュース)

プーチン大統領はエネルギー分野での協力強化を重視しているものとみられ、石油会社「ロスネフチ」のセーチンCEOや政府系ガス会社「ガスプロム」のミレルCEOらエネルギー業界の幹部が同行している。具体的にプーチン大統領が狙っているとみられるのが天然ガスパイプライン「シベリアの力2」の建設計画の進展。ロシアと中国の間には2019年に稼働した「シベリアの力」がある。「シベリアの力2」はロシアのヤマル半島にあるガス田からモンゴルを経由して年間500億立方メートルの天然ガスを中国に送るパイプラインで、2010年代から議論されているが着工に至っていない。ロシアによるウクライナ侵攻を受けてヨーロッパはロシアからの天然ガスの輸入を大幅に減らしている。ロシアの天然ガスの輸出先として中国の重要性が高まっていて、イギリスのフィナンシャル・タイムズは「シベリアの力2」はヨーロッパへの輸出減を埋めることができる唯一の機会になると伝えている。一方、計画は中国側の思惑で停滞してきた経緯がある。中国は天然ガスの供給価格などでロシアから好条件を引き出そうとしている。また、供給の1国依存は避けたい思惑もある。ホルムズ海峡の事実上の封鎖で中国にとってエネルギーの安定供給が重要な課題に躍り出ている。中国はウクライナ侵攻後、安価なロシア産原油の輸入を拡大してきた。ロシアにとってイラン情勢がもたらしているエネルギー供給をめぐる危機が中国との間で「シベリアの力2」を前進させる大きなチャンスになっている。両国のエネルギー分野での協力強化の行方はウクライナ侵攻の今後に関わるため、首脳会談でどのような議論が行われるのか注視する必要がある。


キーワード
ウラジーミル・プーチンフィナンシャル・タイムズガスプロムロスネフチ北京(中国)アレクセイ・ミレルホルムズ海峡ヤマル半島イーゴリ・セーチンシベリアの力シベリアの力2

TVでた蔵 関連記事…

中国 習主席 来週にも北朝鮮訪問か (ANNニュース 2026/5/21 13:45

“今月末にも 北朝鮮訪問の可能性” (ニュース 2026/5/21 12:00

午後は (大下容子ワイド!スクランブル 2026/5/21 10:40

中露首脳会談 焦点はエネルギー問題?露が力注… (大下容子ワイド!スクランブル 2026/5/21 10:40

中露首脳会談「協力強化」で一致 中国は熱烈に… (大下容子ワイド!スクランブル 2026/5/21 10:40

© 2009-2026 WireAction, Inc. All Rights Reserved.