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ベルギーで行われたEU特別首脳会議でトランプ政権が欧州各国に対し国防費の増額を迫る中日本円で約125兆円規模のヨーロッパ再軍備計画に合意の見通しを示した。先週トランプ大統領とゼレンスキー大統領の首脳会談が失敗しアメリカがウクライナへの軍事支援を停止する事態にまで発展している。影響が欧州全体に波及する中マクロン大統領はフランスの核兵器による抑止力「核の傘」を欧州全体に広げる議論を始めると宣言した。決断を後押ししたのはドイツ次期首相候補のメルツ氏。筑波大学・東野篤子教授は「ショルツ政権はマクロン大統領が核の傘を広げようとする話が出てきた時に「アメリカを怒らせる」と消極的だった。それほどまでにヨーロッパではこれからはアメリカに守ってもらえない、ヨーロッパの国だけで考えないといけないことに気がついた」とした。一方ロシアから反発の声が上がった。ラブロフ外相は「意味不明な非難にプーチン大統領は「妄想だ」などと繰り返し発言している」とした。