首都圏ネットワーク (ニュース)
ジャイアントパンダのリーリーとシンシンは、先月、13年余りを過ごした東京・上野動物園を離れ中国に返還された。生まれ故郷に戻った2頭はどんな様子だったのか上野動物園で飼育を担当し引き渡しに立ち会った職員が当時の様子を語った。高齢のため、先月、中国に返還されたオスのリーリーとメスのシンシン。受け入れ先の四川省の施設で2頭の引き渡しに立ち会った上野動物園の飼育展示課長、鈴木仁によるとトラックや飛行機で長距離を移動した2頭の到着直後の様子は暴れたりせず落ち着いた様子だったが少し不安そうな様子もうかがえたという。先週施設が公開した映像ではリーリーとシンシンは屋外のスペースを歩き回ったり竹を食べたりしていた。定期的に連絡を取っている現地のスタッフからは健康状態に問題はないとの報告を受けているという。