ひるおび ひるおび 親子WEEK
狩俣さんの授業の中で特徴的なのがロールプレイ教育。当時住民の置かれた状況や環境をまずは想像すること、生きるための選択をみんなと考えてシェアすることをロールプレイとして実践。「1945年4月1日、米軍が近隣の島に上陸したらしい・本島上陸も時間の問題・海には多数の軍艦・地域の人たちとガマ(自然洞窟)に隠れることに」。その時あなたらなどうするか。選択肢はA「1000人が入る大きいガマ」、B「140人が入る小さいガマ」。生死を大きく分けたという選択についてグループごとに話し合う。Aは2人、Bは21人が選んだ。中には他の生徒の意見を聞き迷う生徒も。1000人ぐらいの大きいガマでは実は全員が投降して全員が助かっている。小さいガマでは半分以上の人が亡くなっており、米軍の捕虜にされることをおそれ自ら命を絶つ人も多くいたという。