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丸亀製麺を運営するトリドールホールディングスはきのう店舗などで働く従業員の待遇改善策を発表した。現在店長の年収は500万円程度だが、新たな制度では最大2000万円に引き上げる。さらに、子育て支援や仕事への理解を深めるきっかけとして従業員の15歳以下の家族に無料で食事ができる制度を新設。福利厚生を充実させることで慢性的な人手不足を改善する狙い。トリドールHDの栗田社長は「まずは従業員の心のハピネス。そしてお客様の心の感動。この2つを最も大切な、そして重要な資本ととらえて、最優先課題として経営に取り組む」などコメント。勤務先を選ぶ際に重視したことに関する調査によると「給与」が最多だが、「福利厚生が充実している」と答えた人も21.3%。とくに若い世代ほど福利厚生を重視している傾向があるという。食事補助や家賃補助以外にも、最近は誕生日プレゼントや失恋休暇など個性的な福利厚生が増加。ペットフードなどを展開している「マース ジャパン リミテッド」ではペットといっしょに出勤することが可能。仕事中でも自分のペットといっしょにいられるオフィスは社員だけでなく会社にも大きなメリット(会社への愛着など)があるという。