列島ニュース (大阪局 昼のニュース)
金剛バスは、90年以上にわたり、南河内地域の足となってきたが、利用者の減少などが深刻化したことから、廃止され、きのう、営業を終えた。これを受け、地元の自治体では、路線を維持するため、ほかのバス会社に委託するなどして、新たなバスの運行をきょうから始めた。新たなバスは、通勤や通学で需要の高い地域などを中心に運行され、路線数を15から10に減らし、運行本数も従来の6割程度になっているという。富田林市の担当者は、住民・行政・事業者それぞれが役割を果たしながら、持続可能な公共交通に結べていければいいなどとした。