ワールドビジネスサテライト WBS X
ライブコマースを運営するセレスト。売上トップの配信者で取締役の熊田佳奈さんがライブでの配信を始めると、商品の販売通知が鳴り止まない。約1時間ほどでこんにゃくゼリー4300袋を売った。その後、洋服なども売り3時間配信を続けた。熊田さんは「きょうは300万円、少ない方。最大(配信)1本1300万円ぐらい」と話す。メーカーなどから販売依頼が殺到する人気配信者の誕生も市場拡大を後押ししている。セレスト・佐々木宏志CEOは「来期もおそらく400%ぐらいの成長をすると見込んでいる」などと話す。市場の拡大を見越し、最新技術の導入も進んでいる。ライブコマースの販売支援を手掛けるエニーマインド。開発を進めているのがAIアバター。自動で話してくれるアバターなので、24時間365日ライブ配信が可能。タイやマレーシアなどで既に展開済み。日本市場を狙う海外企業の需要も見込んでいる。エニーマインドグループ・カントリーマネージャー・藤田翔大さんは「日本市場を盛り上げていきたい」などと話す。