ワールドビジネスサテライト (ニュース)
明日はアメリカ大統領選投票日。マーケットはややトランプさん有利とみているようだが、日経ヴェリタスの関係者への年末を予想するアンケートでは、円相場について、150円より円安と予想する人は19%、145~150円と予想する人が51%となっている。トランプ氏は選挙公約で所得減税を継続することと関税を引き上げるとしている。インフレ的な要素があるため、トランプ氏が当選すると円安がさらに進む可能性があるという。株についてはトランプ氏が有利とみる市場関係者は株高になるとみている。エネルギー株や金融株などが注目銘柄になっている。トランプ氏が有利とみて、トランプ・メディア&テクノロジー・グループの株価は1か月で2.2倍になったという。一方、ハリス氏が大統領になるとどのような株が買われるのか。ハリス氏は住宅供給と再生エネルギーに熱心なため、ホーム・デポやネクステラ・エナジーなどが話題になるという。選挙後は一般的に株高になると言われているが、今回はすぐに決着するかも分からないため、よくわからないとのこと。