【Monday MOTOR SPORT】劇的結末 奇跡目指してプロとアマが共闘

2024年11月18日放送 0:10 - 0:15 フジテレビ
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昨日、スーパー耐久は1年に渡るシーズン最終戦を迎えた。カーナンバー1をつける去年のチャンピオンチームである中升ROOKIE Racing。2連覇を目指した今シーズンは開幕から2連勝を飾ったが、チームは苦しい状況に追い込まれていた。チャンピオン争いは4チームがひしめく大混戦。3位のROOKIE Racingはこのレースに勝利しても、ライバルの順位次第では逆転できない状況。4時間に及ぶ運命の最終戦決勝。スタートドライバーを任されたジュリアーノアレジは3番手から前を伺う。その走りを見ていたのが第2ドライバーの鵜飼龍太。実は鵜飼はプロレーサーの中に一人混ざるサラリーマンドライバー。スーパー耐久ではアマチュアドライバーの登録が義務付けられており、長いレースの中でどう起用するかが戦略の鍵となる。レース開始から30分、チームは鵜飼をコースに送り出した。しかし、ここから波乱の展開を迎える。コース上で起きたクラッシュでガードレールが大きく破損。その修復のため、レースは赤旗による中断となった。およそ1時間後、再開。予想外の展開でも鵜飼は冷静な走りを見せる。これでROOKIE Racingはアマチュアドライバーに課された規定時間を走り切り、順位も2位まで上げることに成功する。さらにこの直後、レースは再び赤旗で中断。第3ドライバーの片岡は混乱の中でもノーミスで走行を重ねて1位に立つが、2位はランキングトップのライバルチームであるTKRI。逆転チャンピオンは不可能な状況だった。しかし、残り3分でTKRIがピットへ。2度の赤旗中断でアマチュアドライバーの規定時間を満たすことができていなかった。このピットインでTKRIが4位に転落。これで逆転の条件を満たしたROOKIE Racingがトップでチェッカーフラッグ。荒れたレース展開の中でも冷静にピット戦略をこなし、ノーミスで走り切ったことで奇跡の2連覇を達成した。


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