イット! 木村拓也のソナエちょい先
明日は「津波防災の日」。最近の津波は今年7月30日カムチャッカ半島沖の津波。各地に津波警報が発表された。津波の高さは最大で岩手・久慈港1.4m。注意報に切り替わったのは約11時間後だった。また兵庫・丹波市では41.2℃で避難中の熱中症の疑いで9人搬送された。また北海道・苫小牧市では車の避難が多く、渋滞となった。これを受け、先週対策の方向性の見直しを実施。暑さについて、避難の長期化を考慮し、避難場所にトイレや食料、防寒具を備蓄していこうということが決まった。また渋滞の備えについて、避難は原則徒歩。地域によっては自動車選択、駐車場の拡充も検討している。北海道・浜中町は本来は右折だが、避難時は左折という訓練をしていたため、渋滞が起きなかった。また津波到達まで時間がある場合とそれ以外の地震はわけて考えないといけないとのこと。内閣府は年内にも自治体向けのガイドラインを改定する。先週、内閣府・気象庁・在京6局の防災アナウンサーが各テレビ局はどのように放送したか検証を行った。木村さんは「私も放送に従事したんですけど、津波逃げてとなると皆さん逃げることを考える。今回のケースの場合は水や防寒具を持って避難するケースもあるということを今一度伝えないといけない」などと話した。あすの「津波防災の日」、午前10時から全国で緊急地震速報の訓練が行われる。
