THE TIME, プチマーケティング部
夏の必需品だけど学校のハンディファンはあり?なし?。東京・渋谷区ではハンディファンを持っている人がたくさんいた。学生は「熱中症対策になる」などと話す。ハンズ新宿店では、約150種類を扱っている。年々ハンディファンの種類が増加し、直近1か月の売り上げは去年の1.5倍以上になっている。ライフオンプロダクツ「ミストハンディファン」(2,178円)はミストが蒸発する際に熱をうばいひんやり感がアップ。Newseed「ICEカラープレート付ファンディファン」(3,480円)は首筋、手首などを直接冷やすことができる。ハンズ広報部・森島のオススメは、スマリー「ミラーファン」(2,780円)。大阪の堺市立三国丘中学校では、去年からルールを守ることを条件にハンディファン使用を認めた。きっかけを作ったのは3年生の古田さん。校舎の老朽化でエアコンの効きが悪く、多くの生徒が「暑すぎる」と感じていた。先制や生徒会と約2か月間話し合いを重ねルールを決め、使用が許可された。ルールは「授業中はカバンにいれること」、「貸し借り禁止」、「校内のコンセントで充電禁止」。生徒は「暑いときに涼しくて便利」、生徒会担当・大津先生は「ルールやマナーをしっかり守ることが来年度につながっていく」などとコメントした。ハンディファンの使用を禁止している学校もある。校内での使用を禁止している京華女子中学・高等学校の生活指導主任・佐藤先生は「エアコンの設備が整っているので、個人で使用する必要はない」などと述べた。文部科学省の調査によると、公立学校普通教室の空調設置率は99.1%。