お寺でも「特別な音」が認知症に“ご利益”?

2024年6月16日放送 7:04 - 7:08 テレビ朝日
サンデーLIVE!! ヒライシ未来視点

認知症にご利益があるぼけ封じ観音で知られる玉川大師(東京・世田谷区)。住職の眞保龍言さんは、参拝客に更なるご利益をと今年3月、ある最新設備を全国で初めて導入した。この寺では「kikippa」という最新のスピーカーを使い、お経の音源を加工して特別な音に変え出力している。開発した会社「ピクシーダストテクノロジーズ」は、“加工された音”を聞くだけで脳内に「ガンマ波」と言われる「集中したり、記憶する時に出る脳波」が発生すると説明する。認知症の原因とされているのは「アミロイドβ」といわれる脳内で作られるたんぱく質で、健康な人にも存在する物質。通常は脳内のごみとして分解排出されるが、排出されずに脳に蓄積することで認知症の原因になるといわれている。このアミロイドβがガンマ波によって減少する可能性があることが、米国の大学による最新の研究で分かってきた。アルツクリニック東京・新井平伊医師は、認知症予防ではさまざまな予防法を組み合わせることが重要だと話す。


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