首都圏ネットワーク わたしの夏
首都圏の人々の猛暑の過ごし方を紹介。東京・世田谷区の住宅にたたずむ、玉川大師では本堂から地下に伸びる階段を下りると広がっていたのは迷路のように入り組んだ通路で気温も外より5度ほど低い。90年前に造られた地下霊場で、迷路の奥には300体以上の石の仏像が並んでいる。地下霊場の長さはおよそ100メートル。15分ほどで四国をお遍路したのと同じ御利益を得られる。一方、高尾山の中腹にあるビアガーデンはふもとから上がっていくケーブルカーでトンネルを抜けた先にある。都心より涼しい山の中で飲む冷たいビール。眼下に都心を一望できる夜景が広がっている。また辛いラーメンを食べて暑い夏を乗り切ってもらおうと東京ラーメンストリート(東京駅)で開かれているパワフル旨辛フェア。提供されるのは8つのラーメン店が作るこの夏限定のうまくて辛いラーメン。辛さが最高レベルの特製辛搾りらーめんは中国の四川料理で使用される香辛料、花椒(ホアジャオ)が入っていてしびれるような辛さが特徴。さらに都内の山の中。日ざしが強くとても暑い日なだが涼を求めて多くの人がやって来ているのが檜原村にある払沢の滝。落差は60メートルあり、東京で唯一、日本の滝百選に選ばれている。滝つぼの周りはひんやりとしていて汗が自然と乾く天然のクーラー。厳しい暑さが続き例年以上の人が集まっている。涼しさを感じられる身近な夏のスポット、首都圏には魅力的な場所がまだまだありそうだ。あすは子どもたちの夏をお伝えします。