Newsモーニングサテライト きょうのマーケット
きょうの株価の見通しについて松井証券・窪田朋一郎の電話解説。日経平均の予想レンジは6万6000円~6万7500円。先週末のアメリカ市場はイランとの停戦合意に対する期待感や新規上場したスペースXが堅調な値動きとなったことから値上がりして取引を終えた。きょうの東京市場も上昇が期待できる一方、アメリカがアンソロピックの最新モデルに輸出規制をかけたことで関連セクターに若干の調整圧力が生じるとみている。注目ポイントは膨らむ信用買い残。個人投資家の信用買い残増が注目されている。東京証券取引所が発表したデータでは今月5日時点の東京・名古屋証券取引所の2市場信用買い残高は過去最高を更新した。主な理由は2つあり、1つは日経平均株価と比べて出遅れている銘柄への押し目買い。先週はトヨタ自動車が年初来安値を更新するなどAI関連以外の銘柄が売られる場面が多く、個人投資家が買いと判断して信用買いを入れている。もう1つは値上がりが続いている銘柄に対して強気な信用買いも目立っている。売買代金が急増している影響で信用買い残は増加していても需給悪化の理由になっていないことが分かっているが、中期的には注意が必要。時価総額対比で見た信用買い残比率は上昇してきており過去のピークに近づいてきている。何らかのきっかけで売買代金が減少すると需給悪化が一気に表面化するリスクがある。キオクシアなどAI関連5銘柄では比率が市場平均より高いため、売買代金の動向をチェックしていく必要がある。
