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第102代の総理大臣に選出された、石破茂。総理大臣就任前の昨日突如表明された解散総選挙宣言に野党が激しく反発している。なぜ、石破総裁は10月27日投開票という実務上最短の日程で解散総選挙を実施すると表明したのか。衆参の総理大臣指名選挙の結果第102代の内閣総理大臣に決まった石破総裁。鳥取県初の総理大臣誕生に地元は沸いている。初入閣は三原じゅん子こども政策担当大臣など13人。若手からの抜擢はなく林官房長官、加藤財務大臣という総裁選挙で戦った2人を政権の骨格に据えた。石破総裁の側近や外交安全保障政策で考え方の近いベテランを再登板させるなど党内には新鮮味に欠けるとの声も。また安倍派や、いわゆる裏金議員の入閣は見送られた。決選投票で敗れた高市経済安保担当大臣は石破総裁から総務会長を打診されたものの、断り岸田内閣が総辞職したことから無役となった。
歴代8位在職日数1094日の岸田総理は今日で退任。会期が9日間の臨時国会では総理による所信表明演説各党の代表質問を行ったあと与党側は党首討論を行う方針だが、野党側は予算委員会の開催を要求している。また、総理就任前に解散を宣言したことも問題視している。外交、安全保障政策などで考え方が近く野党でありながら石破総裁と親交が深い教育無償化を実現する会の前原代表は「党内の足場が弱く、菅さんらの言う事を聞かざるを得ない。」などとコメントしている。