列島ニュース 佐賀局 昼のニュース
佐賀県沖の有明海では毎年9月から海苔を養殖するための網を張る支柱を海に立てる作業が始まり、このうち佐賀市・戸ヶ里漁港ではけさ漁業者たちが満潮に合わせて一斉に出航した。そして沖合いに出ると揺れる船の前方に立ち、最大で長さ12メートル・重さ15キロのグラスファイバー製の支柱を1本ずつ手作業で海底に突き立てた。佐賀県有明海漁協によると佐賀県では、海苔が黒くならない「色落ち」の被害が発生した影響などからここ3シーズン連続で販売枚数と販売額日本一を逃しているとのことで、今シーズンは全国一の産地の奪還が期待されるという。