ZIP! 細田佳央太のCINEMA ACADEMY
俳優・細田佳央太が映画「私にふさわしいホテル」(日活、KDDI/来週金曜公開)を紹介。2013年「あまちゃん」でブレイクしたのんの最新作。田中圭、滝藤賢一、橋本愛、光石研などが出演。「TRICK」「SPEC」シリーズなどの堤幸彦監督がメガホンを取った。舞台は1980年代の文学界。主人公は新人作家・中島加代子。短編小説で新人賞に輝き、明るい未来が見え始めた。ところが、大御所作家、東十条が作品を酷評。単行本デビューは白紙。担当編集者からは不公平に扱われ、ストレスはたまるばかり。波乱続きの中、一流作家を夢見る加代子の奮闘がコミカルに描かれる。ポイント「ここまで振り切れるってすごい!のんの体当たり」。大御所作家、東十条に作品を酷評された加代子は型破りな復讐を企てる。ホテルの従業員になりすましルームサービスのシャンパンを東十条の部屋へ。さらには東十条とともに銀座の高級クラブへ。大金を使わせようとおおいに羽を伸ばす。あの手、この手で進める計画。のんが振り切った演技で加代子の復讐を表現。