ばあちゃんたちのハッピービジネス

2025年7月5日放送 5:23 - 5:44 テレビ朝日
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今回はばあちゃんたちのハッピービジネスを紹介。福岡県のうきは市にはうきはの宝があるが、オフィスは使われなくなった保育園。朝9時に出社してきたのはおばあちゃん。75歳以上の後期高齢者が多く働いている。おばあちゃんたちはボランティアではなく時給941円、一日3時間の勤務で報酬を得て働いている。これまでにおばあちゃんの知恵をいかした商品開発をしている。中でも2000万円を売り上げた大ヒット商品が密な干し芋。ふくおか6次化商品セレクションで最高位の福岡知事賞を受賞した。若いスタッフとおばあちゃんたちが協力してYouTubeチャンネルを解説。レシピの紹介からクイズ番組まで精力的に発信を続けている。おばあちゃんたちと一緒に働いているのは社長の大熊さん。高齢者の生きがい創出や介護予防を目的としたビジネスを行っているという。2年前からうきはの宝で働いている内藤ミヤ子さん。働き出して思わぬ変化があったという。
うきはの宝の取り組みはメディアでも大きく取り上げられ、大熊さんには講演の依頼が殺到する。佐賀県の勉強会では県の職員などが集まった。会社に戻ると行きつくしまもなく、相談会に臨んだ。高齢者が働く場を作りたいと、同じ思いを持つ経営者にノウハウを伝える大熊さん。うきはの宝の理念が日本中に広がっている。今でこそ注目を集めるばあちゃんビジネス。企業当時は批判の声も多かったという。大熊さんはデザイナーとして活躍していたが20代の頃にはどん底を味わった。バイク事故にあい4年間の入院生活を余儀なくされた。そんな時生きる力をくれたのはおばあちゃんたちだったという。うきは市の高齢化率は、全国平均を上回る36%。高齢者のために送迎ボランティアを行ったが車中で、おばあちゃんたちの愚痴を聞く内に自分のするべきことが見えてきたという。海外からの旅行客や、留学生を受け入れトキエさんが山村での暮らしを案内。これもうきはの宝が提供する商品の一つ。そして採れたての山菜などを天ぷらにするなどし田舎料理を振る舞う。
うきはの宝が今最も力を入れいるのはばあちゃん新聞。ファッションチェックや料理コーナーなどがあるという。毎月5000部を全国に向けて発行している。紙面づくりにかかわったりしたおばあちゃんには、購読料からの収益から協力費が支払われる。100年近く生きてきて初めて新聞の一面を飾ったおばあちゃんも。その新聞のタイトル字は吉松さんが担当し、認知症を患いながら習字に再挑戦したという。
うきはの宝から車を走らせて1時間、大熊さんは福岡市にいた。近くの高齢者施設からおばあちゃんたちがやってきたが、大熊さんの取り組みに賛同する高齢者施設とタッグを組んで、レンタルスペースでばあちゃん喫茶を毎週木曜日に開くことになった。働くのは80代のおばあちゃんたちで認知症を患い要介護認定をうけている。やりがいにつながるというメリットがあり、国も後押ししている。谷口さんは普段デイサービスに通いながら生活を送っている。10年前にはがんをわずらい上手く声を出せない。5年前からは認知症の症状も。谷口さん自慢のとんかつが揚がった。用意した15食が完売した。


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