首都圏ネットワーク 週刊 首都圏ナビ
NHK首都圏ナビの記事を紹介。働いている会社の経営者が突然、変わって急速に業績が悪化、そして退職を迫られるという今こうしたトラブルが相次いでいる。勤めていたのはスマホケースなどの販売を行う中小企業。去年の3月、企業の買収や合併を行うM&Aによって経営者が交代した。M&Aというのは売り手の経営者が買い手の経営者に株式を売ってその対価を受けることで経営権と従業員が引き継がれるというもの。ところが、新しい経営者は次第に出社しなくなって取引先への支払いも延滞。M&Aから9か月たって社員全員が退職するということになってしまった。なぜ事業承継はうまくいかなかったのか。会社を譲り渡した元経営者に話を聞くと、売り上げが減少し自身に病気が見つかったということもあって事業承継を決意した。売却先となったのは都内の貿易会社、A社。こちらは元経営者とA社が交わした契約書。従業員について1年間は雇用契約を継続させるとされていたが、これが守られることはなかった。A社は、なぜこうしたトラブルを起こしたのか。記事ではA社代表の男性に取材しているほかトラブル回避の方法もまとめている。全体の従業員数で見ても中小企業で働いている方って非常に多いこと気になることもそれだけ多いという。最近中小企業の跡継ぎ不足というのがかなり話題になっているがこの記事が事業承継を検討している方の参考になればと考えている。
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