- 出演者
- 寺門亜衣子 江原啓一郎 片山美紀 黒田菜月
オープニング映像とオープニングの挨拶。
あすで2週間となる埼玉県八潮市で起きた道路陥没。現場では安否不明になった男性の手がかりはつかめず安全性も保てないと判断し今後、穴の中での捜索は行わないことになった。一方で下水道管に流れ込む汚水の量を減らすため排水量を減らす呼びかけは続いていて住民の生活を支える動きが出ている。八潮市のメーカーが用意したのは使い捨ての紙皿。12の市と町に排水量を減らすよう求められていることを受けて食器の洗い物で水を使わずに済むようにと1万枚余りを八潮市に寄付することにした。水を減らす努力が続く一方で捜索は難航している。捜索の妨げになっていた大型の管の撤去がおととい完了し穴の中の捜索は再開された。しかし崩落のおそれがあることから捜索は中断された。消防は今後、下水道管の中に入るなど複数の捜索方法について検討することにしている。一方、現場周辺では固定電話が利用できない状態が続いている地域があったがきのう夕方、すべて復旧したという。道路陥没を受けて下水道管の点検をする動きが広がっている。神奈川県藤沢市ではレーダーを搭載した特殊な車両を使って陥没につながる空洞がないか緊急点検を行った。空洞が見つかった場合は下水道管にカメラを入れてさらに詳しく調べることにしている。
飲酒運転や猛スピードの走行などで事故を起こしたドライバーを処罰する危険運転致死傷罪を巡り政府はきょう、法改正の検討を法制審議会に諮問した。去年5月、群馬県伊勢崎市の国道でトラックが対向車線の乗用車に突っ込んだ。警察はトラックの運転手を酒を飲んで事故を起こしたとして危険運転致死傷の疑いで逮捕したが、検察は刑がより軽い過失運転致死傷の罪で起訴する。しかしその後も捜査を続け検察は1か月後、飲酒の影響で正常な運転ができない状態だったとして危険運転致死傷の罪に変更した。トラックの運転手が当初、過失運転致死傷の罪で起訴されたことについて遺族は「危険運転とはなんだろうと不思議な感覚だ」と批判。各地で相次ぐ危険運転致死傷罪の適用要件があいまいだという指摘に対し、政府はきょう、見直しに向けた法改正の検討を法制審議会に諮問した。具体的な論点は飲酒運転と高速度での走行について危険運転にあたるケースをどう明確にすべきかで数値基準を設けることも含め議論が行われる。ただ基準の設定を巡ってはどの程度なら間違いなく危険で悪質といえるのか専門家の間でも意見が分かれていてどこまで要件を明確にできるかが焦点となる。遺族からも法改正の検討を評価する声の一方で「その人のやったプロセスをよく見てプラスで考えないと。数値だけでは確実ではない」とコメントした。
きょうが2月10日、あす、建国記念の日ということできょう、お休みを取れば4連休という方もいるかと思う。休み明け、スムーズに仕事に向かうためには休みの日、どうしたらいいのか。専門家によると、日中は活動したほうがいいというこで、運動、ウォーキングとか、習い事、気分転換、旅行など、こういったもの、組み合わせるとより効果的だという。だらだらして過ごすよりも習い事とか、友達とごはん行ったりしたほうがリフレッシュされるし夜もよく眠れる。そういったところ心がけたいということなのだが一方で企業側、あえて大きな仕事の前に組織的に休みを取ってもらって生産性の向上につなげてもらおうと新たな休みを設けた企業がある。
港区にあるおよそ20人のマーケティング会社では繁忙期直前の去年11月下旬、すべての社員が2日間の有給を取った。大仕事を前に身体的、精神的にリフレッシュして、その仕事に生かしてもらおうというねらいで戦略的休暇と名付けられ従来からある有給に新たに付与される形になる。仕事に向けた英気を養うために休みに入る前の勤務時間には休暇の過ごし方をあらかじめ書き出すなどして休暇に入るという。
埼玉県上尾市にある福祉事業所でばい煎されたコーヒー豆が今、人気を集めている。豆をばい煎しているのは視覚障害がある人たち。豆の声を聞き分けるというその技術を取材した。口コミで評判を呼び2、3か月待ちになるほどの人気商品になっている。ばい煎するのは埼玉県上尾市にある福祉事業所。視覚障害者の活躍の場を広げようとマッサージや農作業、コーヒーばい煎などさまざまな就労支援を行ってきた。ばい煎を担当する1人、山仲聡彰さんは18歳のときのバイク事故で脳に障害を負い全盲、右半身にもまひが残った。希望を持てずにいた自分を変えたいと通い始めたのがこの事業所だった。ばい煎作業はばい煎機の温度と豆の音を頼りに火力などを調整が行われる。豆に火が通り弾ける音、ハゼ音。予定していた時間どおりに鳴らすのがポイントだ。5年間で2588回、その経験が生かされている。山仲さんには自分の成長を見せたかった人たちがいる。父、一也さん、母、京子さん。事故から16年、諦めず支え続けてくれた両親へ伝えたかった思いがあった。事業所には視覚障害者や福祉施設の職員たちが各地から見学に来ている。施設長はここの利用者だけでなくほかの視覚障害者たちの職業選択の1つになればうれしいというふうにお話をされていた。
視聴者からの投稿写真を紹介した。
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関東の気象情報を伝えた。
栃木県の主力品種「とちあいか」は近年、生産量が一気に拡大しているが、県外での認知度が低く他地域の品種との差別化が課題となっている。いちごは去年1年間で30以上の品種が新たに登録されるなど各地で生産競争が激化している。生産量全国1位の栃木県で主力品種、とちあいかを味で日本一の品種にしようと取り組む農家を取材した。真岡市のいちご農家、早瀬好人さん。完熟での収穫を徹底するなどおいしいとちあいかを追求しているが課題も感じている。「とちあいか」は病気に強く収穫量も多いことから栃木県の主力品種に成長したが、県外での認知度はまだまだ。早瀬さんはほかの産地のいちごに負けないためには甘さなどおいしさを求めた栽培方法の確立が必要だと感じている。究極においしいとちあいかを育てる。早瀬さんは栽培方法の研究を重ねてきた。実践しているのが花や芽を選別して摘み取ること。収穫量が減っても一つ一つの実を大きく、甘くする。さらに土壌環境を調べて肥料の種類や与える時間も工夫している。温度管理も成長過程に応じてきめ細かく調整する。とちあいかの味を栃木県全体で追求していくべきだと感じている早瀬さん。県内各地の生産者によるおいしさを研究するプロジェクトにも名を連ねている。それぞれが作った自慢のとちあいかの食味コンテストにも参加。各地の生産者とともに切磋琢磨しておいしい栽培方法の確立を目指している。今後も味を突き詰めることでとちあいかの認知度を全国で広め日本一の品種にしたいと話す。早瀬さんのいちごは県のコンテストで1位の最高金賞に次ぐ金賞を獲得した。今後は直売所を増やしておいしいとちあいかをより多くの人に知ってもらう計画だという。
気温や湿度が低い冬は手作りドライフルーツを作るのに適した季節だということなのだ。初心者でも簡単にできるちょい干しフルーツの作り方をご紹介する。教えてくださったのは干し野菜研究家の澤井香予さん。澤井さんによると例えばりんごは時間がたって味が変わっているものでもいい。バナナは緑色でまだ熟れていないもののほうがきれいに干すことができるという。水分が多いフルーツは5ミリ幅に切るとちょうどいい干し具合になるという。干す時間によって味が変わってくという。3日干しは香りは強くないもののかめばかむほどりんごの味が出てくると味も変わってくる。バナナはちょい干しのバナナは外側は少し硬くて中はとろっとした不思議な食感にということで3日干したほうはどうなのかというとさらに硬くなって食べ応えのある食感に変化するという。記事ではほかにもちょい干しのいちごやちょい干しフルーツを使ったレシピも紹介している。干しフルーツを作るときは清潔にした包丁やまな板、干しかごを使って生ごみの近くなどでは干さないようにご注意。
大田区の鈴木晶雅区長はきょう、新年度令和7年度の予算案を発表した。この中で区内のものづくり関連の企業に就職する人を対象に奨学金の返済を支援する制度を創設する方針を明らかにした。支援の対象となるのはことし4月以降に区内の製造業や運輸業、建設業の中小企業に就職する区内在住の40歳未満の人で年間、最大10万円、5年間で最大50万円を支給するという。区内の町工場では大手企業などとの人材獲得競争で人手不足が深刻になっていて区は制度の創設で採用活動を支援するとともに若者の経済的な負担を軽減し離職率の低下も図りたいとしている。
きょうは江東区や杉並区、渋谷区などに特殊詐欺の電話がかかってきている。去年10月、都内の60代の女性の家に宮城県警の警察官を名乗る人物から東京で逮捕された容疑者があなたからキャッシュカードを買ったと言っている。あなたの無実を証明するため口座を凍結させてほしいと電話があった。女性が口座の凍結は困ると答えると資金を洗浄するために現金を暗号資産に換える必要があるなどと言われた。女性はアカウントを開設し口座にあった預金、生命保険を解約した金なども含め暗号資産に換えたがそれらを丸ごと1億2000万円分を抜き取られてしまったということだ。警察が私たちに資金の洗浄を求めることはそもそもない。そして、いかなる理由であれ暗号資産の購入を求めることも絶対にない。暗号資産の形で財産をだまし取られてしまうと現金の口座よりも資金の流れをたどることが難しく被害の回復ができないそれもある。暗号資産というキーワードが出たらまず詐欺を疑って電話を切り周りの人に相談する。
東京都議会の最大会派都議会自民党が開いた政治資金パーティーを巡り収支報告書へのパーティー券収入の不記載があった問題で宇田川聡史議長が責任を取って辞任する意向を示したことを受けて、きょう臨時議会が開かれ、副議長を務める第2党の都民ファーストの会の増子博樹都議が新たな議長に選出された。議長はこれまで第1党から選出されることが慣例となっていたが自民党は責任を取って議長候補を出さなかった。
さいたま市中央区の埼玉県男女共同参画推進センターから中継。日本ではバレンタインといえばチョコレートなどお菓子を女性が男性に渡すということが多いが、世界的に見ると大切な方やお世話になった方などに愛や感謝を伝えるためにお花を贈るという風習が多い。この施設ではそんなフラワーバレンタインについて紹介している。農林水産省関東農政局・橋川峻二さんは「花を買うのは特別なイメージがあり、ハードルが高いと感じる方も多いだが、バレンタインをきっかけにもっと気軽にお花を贈っていただきたい」と話した。
関東の気象情報を伝えた。
あすは祝日、休み方を工夫してみましょうと呼びかけた。きょうのラインナップ、このあとはNHKニュース7。