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米国大統領選挙まで1週間。勝つのは民主党のハリス副大統領か共和党のトランプ前大統領か。全米の最新支持率(全米・各種世論調査の平均)では、ハリス氏48.1%、トランプ氏48.5%となっている。勝敗を決めるカギとなる7つの激戦州ではほぼ互角の大接戦となっている。米国のワシントン州とオレゴン州では期日前投票を回収する投票箱が燃える事件が発生。ワシントン州の投票箱では数百枚が焼失したという。地元警察は放火とみて捜査を進めている。トランプ氏の大規模集会にはハルク・ホーガンが現れた。ハリス陣営も著名人を集めた総力戦を展開した。ハリス氏は黒人有権者に支持を訴えた。ビヨンセは人口妊娠中絶の権利について強調しハリス氏への投票を呼びかけた。今回の大統領選は世界の富豪も注目。イーロン・マスク氏は報奨金を打ち出した。イーロン・マスク氏はトランプ氏を支持する有権者の中から抽選で毎日1人に約1億5000万円を配ると発表した。しかし、ペンシルベニア州の司法当局は報奨金配布の認可を受けておらず「違法だ」として差し止めを求める訴えを起こしている。一方、ニューヨーク・タイムズはビル・ゲイツ氏がハリス氏支援のNPOに約75億円寄付したと伝えた。トランプ氏はマクドナルドを訪問しアルバイトを体験して、庶民派アピールをした。また、ノースカロライナ州でハリケーン・へリーンの被災地を訪問し、「復興予算が不法移民のために使われている」と虚偽の主張をした。ハリス氏の集会には黒人からの人気が高い民主党・オバマ元大統領が登場。黒人を中心とする男性からの支持に伸び悩むハリス陣営。票の掘り起こしを図る狙い。接戦を制するカギとされるのが若者の動向。若い男女間で政治的分断が加速しているとの指摘が出ている。