モーサテ パックンの眼
トランプ大統領の政策をめぐってベッセント財務長官の存在感が高まっている。4月2日に発表された相互関税については1週間後に90日間の延期を発表した。この延期はベッセント財務長官の進言によるものと言われている。4月17日にはFRBパウエル議長の解任について言及するとマーケットは乱高下を見せた。この後トランプ大統領が「解任するつもりはない」と軌道修正したのもやはりベッセント財務長官の進言があったのではないかと言われている。ベッセント財務長官は親日家でもあり、「(安倍元総理は)過去50年で最も革新的な政治リーダーの1人」と追悼文で評価している。安倍氏の3本の矢にならい、ベッセント版「3本の矢」も進めているとのこと。パックンはマクロ経済のエキスパートが内閣にいるのは間違いなく日本にとっても良いこと。ただあくまでベッセント財務長官はアドバイザー、実力は全部大統領が持っているなどとコメントした。