モーサテ (ニュース)
フィデリティ投信・重見吉徳さんの注目はアメリカの個人消費支出物価指数。これまではアメリカ実体経済は非常に堅調だったのでインフレ率だけ注意をしていればよかったが、今後はインフレ率と合わせて個人消費支出も注意をした方がいいのではないかと思っている。ヒントをくれるのがミシガン大学による消費者向けの聞き取り調査の結果。現在、利下げをすると、インフレに火を付けるかもしれないので、引き締めが必要なのではと解説した。東海東京インテリジェンス・ラボ・仙石誠は、都区部消費者物価指数の発表について、今回は一応2.7%に低下していく方向性になっており、1月から徐々に低下している形になっていることは非常にポジティブな点と思っている。この間発表された春闘の結果も5%超と比較的高い水準になっている。そんな中でもなかなか消費が伸びない、そこの大きな要因としてはインフレが進展してしまっていることだ思っている。ここが落ち着いてくれば個人消費のマインドも日本の中でも改善していく可能性は高いと思うなどと解説した。