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イギリスの地方選挙で与党労働党が大敗し、スターマー首相の責任を求める声が強まっている。債券市場ではイギリスの国債の利回りが急上昇している。イラン情勢を受けて上昇傾向にあった英国債利回りは、先週一時5.179%まで上昇した。リーマンショックが起きた2008年以来、約18年ぶりの高い水準。利回りの上昇は政治の動きと密接にリンクしている。市場はスターマー首相への辞任圧力を受けて、与党の党首選挙が今後行われるとみている。支出の拡大を目指す政権が誕生すれば、財政が悪化するという見方が国債を売る動きにつながる。スターマー首相続投の意向を表明しているが、先週は閣僚の一人が辞任し、次の首相候補としてマンチェスター市のバーナム市長の名前もあがっていて、イギリスの政局から目が離せない。
