昼サテ (ニュース)
アメリカのトランプ大統領は14日、訪問先のサウジアラビアで湾岸協力会議の首脳らと会談し、イスラエルとアラブ諸国の国交正常化を進めるアブラハム合意への参加を呼びかけた。トランプ氏が政権1期目に仲介したアブラハム合意については、湾岸協力会議を構成する6カ国のうち、UAEとバーレーンが既に締結している。サウジのムハンマド皇太子は会合で、パレスチナ国家の樹立を通じたイスラエルとの紛争解決に道筋が付くことが国交正常化の前提だとの考えを崩さなかった。イスラエルのメディアは14日、ネタニヤフ首相がガザの停戦交渉をめぐり、アメリカ側から複数回にわたり合意するよう圧力をかけられたものの、応じずに強硬姿勢を堅持していると伝えた。