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きのうアメリカの野球殿堂入りセレモニーに出席したイチローさん。約19分間の英語のスピーチでは、「ファンが貴重な時間を使って自分たちのプレーを見に来ていくれているなら、彼らのためにプレーする責任がある。私は毎試合毎試合ファンに全神経を注ぐことがプロとしての義務だと感じていた。ファンはいつ来ても楽しませるに値する」などとファンへの並々ならぬ思いを語った。そしてイチローさんと信仰のある方々からお祝いのコメントもあった。19年前の第1回WBCに監督として共に世界一となった王貞治さんは、次世代を指導する姿を称えている。サッカー界のキングカズこと三浦知良さんが絶賛したのは「当たり前のことを当たり前にずっと続けられるという精神力がスゴイ。自分の決めたことは必ずやる、やり抜く精神力っていうものがやっぱりすごい」と話す。日本でも各所で早朝からイチローフィーバー。イチローさんが少年時代に通っていた愛知・豊山町のバッティングセンターには人だかりができていた。ファンが徹夜で並んだ理由は、特別号外をもらうため。限定1万部、国内3か所のみで配布された。さらにイチローさんの日米通算ヒット数にちなみ、無料でバッティングができるコインを4,367回分配った。また、東京ドームでも朝6時半から行列ができ、号外を手にしていた。そしてスピーチでイチローさんが最後に語ったのは、アメリカでの妻・弓子さんの献身的な支えへの感謝の言葉。