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トム・クルーズら豪華ハリウッドスターをはじめ広瀬すずさんや二宮和也さんなど多くの日本人キャストで賑わった今年のカンヌ国際映画祭。最終日は最高賞を競う「パルムドール」の授賞式が開催された。日本からは早川千絵監督の「ルノワール」がノミネートされたが、栄冠に輝いたのはイラン出身のジャファール・パナヒ監督作品「Un simple accident」。映画は政治的な理由で投獄された男性たちの複数を描いた物語。パナヒ監督はこれまでに「ベネチア国際映画祭」「ベルリン国際映画祭」で最高賞を受賞、今回のパルムドールで世界三大映画祭の全てで最高映画賞を獲得するグランドスラムを達成した。