THE TIME, BIZニュース
今年の夏の土用の丑の日は、7月19日と31日。ウナギの価格が、将来的にはいまよりさらに上がるかもしれない。EUは、ニホンウナギなどの国際取引をワシントン条約の規制対象にするよう提案することを決めた。ニホンウナギを巡っては、漁獲量が激減し、2014年には国際機関が絶滅危惧種に指定。今年11月の会議で仮に採択されれば、キリンやアフリカゾウ、カバなどと同様輸出の際に許可証の発行が必要となる。日本は、国内で消費するウナギの7割を輸入に頼っている。ワシントン条約で規制されれば、ウナギを輸入する際の手続きが複雑になる価格が上がることが予想されている。小泉農水大臣は、EUの決定に不満を示し、提案に反対するよう各国へ働きかけていく考え。