モーサテ (ニュース)
アメリカの半導体大手・AMDは3日、AI(人工知能)向けの新たな半導体を発表した。製品ラインナップを強化し、AI分野で先行するライバル・エヌビディアに対抗する。AMDは、データセンター向け半導体「MI325X」を10−12月期に販売すると発表。AMD・スーCEOが台湾で開かれたイベントで述べたもので、製品の開発サイクルを早め、「2025年と2026年に次世代設計を用いた製品を投入する」としている。AI向け半導体をめぐっては、エヌビディア・フアンCEOも「ルービン」と名付けた次世代製品を2026年に投入すると発表。ファンCEOは「新型半導体を1年に1回のペースで投入する」と述べ、開発競争でのトップを譲らない姿勢を示した。