エネルギー・電力をどうする

2024年10月23日放送 23:40 - 23:49 NHK総合
時論公論 (時論公論)

今回の衆院選はエネルギー政策も争点になっている。温暖化の影響を抑えるにはエネルギーの脱炭素化を進めなければならず、中でも電力の脱炭素化が不可欠。脱炭素と安定供給の両立が大きな課題となる。現状、日本の電力の4分の3は火力頼みとなっている。政府は6年後に脱炭素電源を6割に増やす考え。この問題の各党の対応について、公約で多くの党で一致するのは再エネの拡大。しかし、容易なことではなく各党とも課題への対応方法はあまり具体的ではない。こうした中、今後は新たな技術・設置場所がカギとなる。その代表格がペロブスカイト太陽電池と洋上風力だが、課題もある。
電力の脱炭素化・安定供給を進めていく上で各党の主張が大きく異なるのが原発への対応。今回の選挙では野党でも活用に積極的な党が増えている。原発再稼働についてはこれまでも政府が力を入れてきたが、再稼働が進まないのは原子力への信頼回復が進んでいないこと、安全への懸念が大きな理由。原発活用を訴える党は信頼回復に向けて何に取り組むか、複合災害時の避難の実効性などを具体的に説明する必要がある。また、原発ゼロを訴える党はどういう段取りで進めるか、代替電源などについて具体的に説明する必要がある。また、すでにある核のごみ問題は共通の課題となる。


キーワード
公明党日本共産党東京電力環境省社会民主党経済産業省自由民主党排他的経済水域柏崎刈羽原子力発電所衆議院議員総選挙電力広域的運営推進機関日本維新の会れいわ新選組立憲民主党国民民主党参政党

TVでた蔵 関連記事…

“自民 非公認候補者が代表の政党支部に2000万円… (ニュース・気象情報 2024/10/23 23:50

“政治・選挙に関心を” 中学生が模擬選挙 (首都圏ニュース845 2024/10/23 20:45

“政治・選挙に関心を” 中学生が模擬選挙 (首都圏ネットワーク 2024/10/23 18:10

衆院選2024 東京11区 (首都圏ネットワーク 2024/10/23 18:10

衆院選2024 群馬3区 (首都圏ネットワーク 2024/10/23 18:10

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.