なないろ日和! (特集)
問題「疲労の原因とされる物質はこの中のどれ?」。A「活性酸素」、B「乳酸」、C「糖質」。正解は「A」。乳酸は主に筋肉の収縮を助け筋肉疲労を防ぐ。活性酸素は酸素を消費すると発生し細胞を酸化させる物質。活性酸素が蓄積すると疲労や老化の原因につながる。糖質は炭水化物(穀物類、でんぷん類など)に多く含まれ、体を動かすエネルギー源(ブドウ糖)を作り出す。適量の摂取で疲労回復に役立つ。問題「最も疲れやすい場所は体の中のどこ?」。A「内臓」、B「脳」、C「筋肉」。正解は「B」。脳は大量の酸素を必要とするため、疲労の原因となる活性酸素が溜まりやすい。○×問題「仕事終わりの疲れはお酒を飲めばリセットできる」。正解は「×」。アルコールを摂取することで疲れを感じる感覚に麻酔をかけている。
イミダペプチド(イミダゾールジペプチド)は、活性酸素の発生を抑えダメージを軽減する働きが期待できる。疲労回復の近道はイミダペプチドを多く含む食材を積極的に食べること。問題「イミダペプチドを多く含む食材は?」。A「鶏肉」、B「大豆」、C「バナナ」。正解は「A」。鶏の胸肉を摂取することで、疲労で消耗した成分を補うことができる。