イット! しらべてみたら
千葉県のJR新習志野駅から徒歩10分のところにある「カインズ幕張店」。1万平方メートル以上の売り場に、約10万点の商品が揃っている。カインズのオリジナル商品は現在、約1万3000点ある。30代女性が購入していたのは、スプレー付き窓ガラスワイパー。水切りワイパーの裏面にモップがついていて、持ち手部分の霧吹きで窓を濡らし、モップで拭き掃除をして、そのままワイパーで水切りもできる。20代夫婦は、箸先がつかない取り箸を購入していた。中央に出っ張りがついているため、箸先の汚れを気にせずに置ける。春から大学生の男性は、洗いやすいステンレスキッチンはさみを購入していた。分解できるほか、栓抜きや魚の鱗とりなど、8通りの使い方ができる。20代女性は、ネジを締めるだけでカーテンレールに取り付けられるハンガーを購入していた。引っ越したばかりの20代女性は、洗濯機横に入れる収納ボックスを購入していた。都内から来ていた家族は、天井との間に突っ張って、家具を固定するアイテムを購入していた。60代女性は、ワイパーの一部が動き、使い終わったシートの裏面を手を汚さずにセットでき、自立するフローリングワイパーを購入していた。多くの客が買っていたのが、大容量の日用品だ。オリジナルの日用品が、大容量でお値打ち価格になっている。トイレットペーパーは、1ロールあたり約27円だ。オリジナル商品をどれだけ買っているか調べると、購入した商品のうち4割以上がオリジナル商品だった家族や、14点中13点がオリジナル商品だった夫婦などがいた。イオンとカインズのプライベートブランドを調べてみたら、お手頃価格の食料品から日用品まで、多くの人がその手軽さと便利さに惹かれ、日々の暮らしに役立てていることがわかった。