モーサテ 日経朝特急
2024年の個人消費に占めるクレジットカードなどキャッシュレス決済額の比率が42.8%と前年比3.5ポイント上昇し最高を更新した。クレカのタッチ決済やQRコード決済の普及が背景にある。日本クレジット協会や日銀、キャッシュレス推進協議会が発表した統計を集計して算出した。対象はクレカ・電子マネー・デビットカード・QRコードで、2025年までに4割とする政府目標を1年前倒しで達成したが、世界の主要国の中でキャッシュレス決済率はいまだ低い状況。不正利用対策や加盟店手数料の高止まりといった課題も残っている。(日経電子版)