THE TIME, BIZニュース
日経新聞によると、日本の基幹産業である自動車の時価総額を、エンタメ業界が上回ったという。これは2つの業界の、主要9社を比較したもの。エンタメの時価総額は、去年末と比べ、28パーセント増加の57.2兆円となった。一方、自動車産業の時価総額は、56.8兆円。上回ったのは2011年以降ではじめてだという。好調の要因はどこにあるのか。TBS CROSS DIG with Bloombergの責任者の竹下さんは、鉄鋼・半導体に次ぐ主要産業”コンテンツ”だという。エンタメ産業では、ファンダムという集団が作られ、ファンがファンコミュニティを作る。ヒットコンテンツが生まれたらその関連商品ができる。グッズや音楽などの裾野が広がる産業だ。日本特有の文化から生まれたコンテンツ。勢いは衰えることはない。鉄鋼・半導体に次ぐ主要産業になっている。ストリーミング、ダウンロードなどでゲームを楽しめるのですぐに世界に進出できるという。今後、10年20年経っていくと、何倍にもマーケットが広がっていく。